マルチスライスCT装置


マルチスライスCT装置 

 平成13年12月にマルチスライスCT装置(GE社製Light Speed Plus)を導入.従来のヘリカルCTではX線管球1回転あたり0.8から1.0秒を要し,1列(1スライス)の検出器でデータを取っておりました.マルチスライスCT装置では1回転0.5秒の高速スキャンに加え,複数列(マルチスライス)の検出器でデータ採取を行なっております.
 現在は3テスラMRIの新規導入に併せて, 8列のマスチスライスCT(GE社製Bright Speed 8)にVersion-upし,より高速で精密なデータ収集が可能になりました.

 また,膨大なデータを処理するための WorkStation も最新機種にVersion-up し,Volume-Rendering を中心とした迅速な3D画像の作成が可能になりました.

 さらに検査中の息止め時間が短縮され,造影剤を使う場合も以前より少量で検査可能となり,検査を受ける方の身体的負担が軽減されました.たとえば以前は 24秒の息止めが必要だった胸部検査が,現在は12秒で終了します.
 
     

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