現在,当院では超高磁場 GE SIGNA
HDx3.0 と低磁場 GE SIGNA Contour 0.5
の2台が稼動しています.
超高磁場MRIによる検査の高速化により,例えば0.5テスラMRIで3分30秒かけて撮影している頭部T2強調画像が,3.0テスラMRIでは,わすか 34秒で撮影可能になりました.これにより,現在頭部MRI検査のルーチンは
T1 Volume(BRAVO) 1,4mm×192slice 2分03秒
T2 6.0mm×20slice 34秒
Flair 6.0mm×20slice 2分13秒
MRA MIP&VR 1.0mm×243slice(zip2) 4分16秒
以上の検査は total
9分で終了します(T1をnormal撮影にすると30秒ですので,全体が7分で終了します).これを基本にして症例に応じてDW,T2*,
FIESTA,STIR等を追加していますが,それでも大半の検査は15分以内で終了します .
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